私は、知らなかったのですが、その言葉を知らぬ間に、実は「再生栽培」をやっていました^ ^
本来なら、野菜や果物を育てる時は、土に種や苗を植え、太陽の光をあびせ、水をあげて育てますよね・・・。
それが、皆さんが知っている栽培方法だと思います。
それに比べ、「再生栽培」というのは、野菜の根っこを水に浸したり、簡易的な土に植えてあげる事で、食べられる部分が再生することを言います。
スーパーで買ってきた野菜を食べた後などに、水に浸しておけばいいだけなので、気軽に始められる所が嬉しいですね!
私がやっていたというのも、「ネギ」。これならやったことがある方もいるかもしれません。
「ネギ」の根っこの方3cmくらいを残して、上の方を調理に使い、下の方は土に埋めておけば、上にまたネギが伸びてきます。
母に教わって知り、実践しておりました。
さて、今回は、「どんな野菜なら再生栽培できるの?」という疑問にお答えし、さらに具体的な栽培方法をお伝えしていきます!
再生栽培に向いている野菜
葉の部分を食べる野菜や根っこがついている野菜、生命力の強い野菜は、比較的簡単に再生栽培が可能となります。
《葉の部分を食べる野菜》
小松菜、ネギ、三つ葉、豆苗、だいこん、人参、キャベツetc...
《根っこがついている野菜》
カイワレ大根、ほうれんそうetc...
《生命力の強い野菜》
ハーブ、バジル、ペパーミントetc...
再生栽培ができない野菜とは?
実の部分を食べる野菜や自分を養分にして発芽するものは、再生栽培に適していません。
《再生栽培できない野菜》
トマト、なす、じゃがいもetc...
準備するものは?
再生栽培に必要な物は、身近にあるものを活用するができます。
もし、見つからない場合は100円ショップで購入することも可能ですのでご検討ください。
《準備物》
・野菜のクズ
・タッパーやコップの容器
・皿
・水
・土
豆苗の育て方
必要な物は、葉と茎を取り除いた根っこ部分と皿(タッパーでも可)の2つとなります。
使用する皿もしくはタッパーは、厚底の物を使用してください。
理由として、豆苗の白い根っこ部分に水が浸らなければ育たないからです。
また、豆苗の成長を促すため、ちょっと明るい窓辺に豆苗を設置してください。直射日光が当たる場所はよくありませんので、ご注意ください。
水の交換頻度として、1日1回が望ましいです。
多い分には問題ありません。
特に、夏場であると水温が上昇し、豆苗が腐ってしまいます。衛生面を考慮しつつ、定期的に水を変えてあげたほうが成長も早いと思います。
ねぎの育て方
ねぎの再生栽培には、水栽培と地植えの2パターンがあります。
それぞれでやり方が異なりますので、ご紹介いたします。
《水栽培》
スーパーに売っているねぎの根本を切って、水に差すだけとなります。
茎部分が伸びてくるため、コップなど高さがある容器を使用してください。
また、1日1回以上の水を交換さえすれば、1週間程度で収穫できるため、節約にも優れています。
《地植え》
土を準備する必要がありますが、2ℓペットボトルで簡易的なプランターを作ることができるため、比較的簡単に始めることができます。
また、外で育てる必要はなく、家の中で始められることがメリットと言えます。
<やり方>
初めに、2ℓペットボトルを半分に切り、土を入れます。
スーパーに売っているねぎの根本を切って、土に埋めます。
1日1回、水をあげるだけで
1週間もすれば、すくすくと育って薬味程度のねぎを収穫できると思います。
ハーブの育て方
お肉のアクセントとして使用される方もおられらば
観賞用として育てられる方もいらっしゃると思います。
そんなハーブも再生栽培が可能ですので、紹介していきます。
<やり方>
5~8cmくらいのハーブの茎をコップなど高さがある容器に入れ、茎に被るくらいの水を入れます。
そして、1週間くらいしますと新芽が出てきますので、小さな鉢や半分にカットしたペットボトルなどに土を入れ、ハーブの茎を植え替え、窓際に置きます。
ハーブが育ってきますと収穫してもいいですが、取り過ぎると新芽が出なくなってしまうので、ご注意ください。
おわりに
3種類の野菜について、再生栽培の方法をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
簡単に始めることができ、節約することも可能なため、家事の負担にはならないかと思います。
また、観賞するだけでも野菜の成長を目に当たることができるため、とても楽しい想いになること間違いなしです。
ご興味がある方は、ぜひ、再生栽培を始めてみてくださいね。