コードアドベンチャー7ヶ月で上級到達!小学生の成長記録
はじめに
MamaSE Labを運営しているN.です。
息子がコードアドベンチャーに通い始めて約7ヶ月で上級に到達しました。
2026年2月に初級からスタートし、9月には上級へ。
現在は「配列」を学習中です。
以前の記事(プロクラ vs コードアドベンチャー比較記事)で2つの教室を比較しましたが、この記事では、コードアドベンチャーに通った7ヶ月の成長記録を、元SEママの視点からリアルにお伝えします。
この記事で分かること:
・7ヶ月でどこまで進んだか(初級→中級→上級)
・具体的に何を学んだか(繰り返し、条件分岐、変数、配列)
・正直な様子(良いことも大変なことも)
・元SEから見た技術的な成長

正直に言います:
今のところ、劇的な変化はありません。
学校生活が大きく変わったわけでもありませんし、家で作品を作ることもありません。
でも、7ヶ月間通い続けていること、上級まで到達したこと、それ自体が成長の証です。
それに、

彼の中で自信が根付いてきている
楽しく学んで達成感を得る時間を確実に重ねていることにより、充実してきている
学校では遅れをとっていることが多いけれど、これだけは!と胸を張って言えることがあるので、人と比べて自分は・・・と思わずにすんでいるのではないか・・・
そう思っていますし、期待も込めて、見守っています。
【期間別】7ヶ月の成長記録
初級(2月〜7月:約4ヶ月半):超簡単!サクサク進む楽しさ
・マイクラの基本操作
・エージェント君を動かす
・順次処理(順番に実行する)
・ループ(繰り返し)
・多重ループ(ループの中にループ)
息子の様子:

「楽しい!」
「超簡単!」
「サクサク進める〜」
以前プロクラに通っていたこともあり、初級はスムーズに進みました。
一度やっているし「簡単すぎる」と言っていたくらいでしたが、それが逆に自信になったようです。
親から見た印象:
毎週楽しみに通っていました。
「今日は何やったの?」と聞くと、「ループ!」などと嬉しそうに答えてくれました。
元SEの視点:
順次処理、ループ、多重ループは、プログラミングの基礎中の基礎。
この時期に「簡単!楽しい!」と感じられたのは、とても良いスタートでした。
学習ペース:
約4ヶ月半で初級4ステージ + エクストラステージをクリア✨
順調なペースです。
1ステージが4ステップで構成されていて、本当に初期の頃は1日で2ステップ完成してました。
その後しばらくは1日1ステップくらいの速度で進むので、だいたい1ヶ月で1ステージ達成!というイメージでした。中級まではそれくらいのペースでした。
中級(7月〜9月:約3ヶ月):少し難しくなったけど達成感!
・条件分岐(if文)
・not(〜でない)
・複数条件分岐
・while文、break文
息子の様子:

「楽しい!」
「ちょっと難しくなった〜」
初級よりも難易度が上がりましたが、それでも初級と同じような感じで、楽しく通っていました。
特にミッション達成型なので、「クリアしたい!」という気持ちが強かったです。
プロクラとの違い:
プロクラでは失敗してもやり直す感じでした。時間が足りず、達成できなかった場合、その日はそれで終わり、次回は次へ進む、でした。(教室によるかもしれません)
コードアドベンチャーは「絶対クリアする!」という意欲が強いです。そして達成できなかった場合は次に持ち越されます。
ゲーム感覚でミッションをクリアしていく形式が、息子には合っているようです。
どちらの教室がお子さんに合うかは、別途比較記事で詳しく解説しています!
つまずいたポイント:
複数条件分岐で一度つまずきました。
複数の条件を組み合わせる考え方が、最初は難しかったようです。
でも、先生が優しく教えてくれて、何とか乗り越えました。
この「つまずいて、乗り越える」経験が大事だと、元SEとして感じています。
親から見た印象:
相変わらず家ではあまり話しませんが、毎週「今日はどうだった?」と聞くと、「条件分岐だった。」「複数条件分岐が難しかった」「でもできた」と答えてくれます。
嫌がらずに通っているのが何よりです。
元SEの視点:
条件分岐は、プログラミングの核心です。
「もし〜なら、こうする。そうでなければ、ああする」という論理的思考が身につきます。
while文やbreak文は、かなり高度な内容です。
小学生のプログラミングは文字を打つのではなく、ビジュアルプログラミング(ブロックをつなぐタイプ)ですが、小学生でここまでできるのは、かなり立派です。
学習ペース:
約2ヶ月で中級2ステージ + エクストラステージをクリア。
少し難しくなりましたが、ペースは順調でした。
上級(9月〜現在:約2.5ヶ月):配列、変数…かなり難しい!
・変数(データを格納する)
・配列(複数のデータを扱う) ← 現在学習中
息子の様子:

「ちょっと難しくなった〜」
「楽しいけど行くのに気合いがいるようになった」
正直、初級・中級の頃と比べると、明らかに難易度が上がりました。
楽しさよりも、「難しさ」が勝っている感じです。
いよいよ、行くのに気合いが必要になってきました。
それでも見た目や行く姿勢は全く変わっていません。好きな教室だということがわかります。
復習よりも先に進みたい:
息子は復習するよりも、どんどん先に進みたいタイプです。
上級に入ると、これまで1日1ステップのペースで達成できていたのが、1日で1ステップ終わらなくなってしまいました。そして、翌週にまた始めるのですが、みんなで使っているパソコンです、保存できていないので、また前のからしないといけないのです。
復習になるから良いのでは、と大人目線では思いますが、「先に進みたい!」思いが強い息子は、「続きからやりたいのにー」と言っていました。
親から見た印象:
「今日はどうだった?」と聞くと、「配列だった」「難しかった・・・」と報告してくれました。
難しそうですが、嫌とか辞めたいとかは全くありません。
やっぱり好きなんだなーと思います。
元SEの視点:
変数と配列は、中学生〜高校生レベルの内容です(プログラミング検定では最高レベルに近いです)。
小学生でこれを学んでいるのは、本当にすごいことです。
変数とは:
データを入れる「箱」のようなもの。
例: score = 10 (scoreという箱に10を入れる)
配列とは:
複数のデータをまとめて扱うもの。
例: fruits = ["りんご", "バナナ", "みかん"]
これらは実際のプログラミング(Python、JavaScriptなど)でも使う、超重要な概念です。
学習ペース:
9月から現在(11月)まで、約2ヶ月半で上級2ステージ。
ペースは落ちましたが、内容が難しいので当然です。
大事なこと:
難しくても、続けていること。
プログラミングは壁の連続です。
その壁を乗り越える経験こそが、一番の財産になります。
元SEが見た、技術的な成長
7ヶ月間で息子が学んだ内容を、元SEの視点から解説します。
繰り返し処理(ループ)
・for文、while文の概念
・同じ処理を何度も実行する
実際のプログラミングでは:
for i in range(10):
print("こんにちは")
こんな感じで、「こんにちは」を10回表示する、などで使います。
息子の成長:
初級で学び、今では当たり前のように使えるようになりました。
条件分岐(if文)
・「もし〜なら、こうする」という論理
・not(〜でない)
・複数の条件を組み合わせる
実際のプログラミングでは:
if score > 80:
print("合格")
else:
print("不合格")
こんな感じで、条件によって処理を変えます。
息子の成長:
一度つまずきましたが、乗り越えました。
「なぜ動かないのか?」を考える力がついてきています。
変数
・データを格納する「箱」の概念
・変数を使ってできること
・変数をリセットする
実際のプログラミングでは:
score = 0
score = score + 10
こんな感じで、データを保存したり、計算したりします。
息子の成長:
上級レベルの内容。
かなり高度ですが、7ヶ月でここまで来ました。
配列(現在学習中)
・複数のデータをまとめて扱う
実際のプログラミングでは:
fruits = ["りんご", "バナナ", "みかん"]
print(fruits[0]) # りんご
こんな感じで、リスト形式でデータを管理します。
息子の成長:
現在学習中。
難しいですが、諦めずに取り組んでいます。
7ヶ月で高校生レベルまで到達
元SEとして驚くのは、7ヶ月で高校生レベルの内容まで来たことです。
- 繰り返し → 中学生レベル
- 条件分岐 → 中学〜高校生レベル
- 変数・配列 → 高校生レベル
小学生でこれだけ理解しているのは、本当に立派です。
完璧に理解しているわけではないかもしれません。
でも、何度も触れることで、徐々に定着していくのがプログラミングです。
正直に言う、リアルな様子
よくある「プログラミング教室体験談」は、良いことばかり書いてあります。
でも、うちの息子のリアルは、もっと地味です。
家ではあまり話さない
毎週通っていますが、家で自分から話すことはほとんどありません。
私から「今日はどうだった?」と聞くと、
「配列」
「変数」
と、一言で答えるだけ。
詳しく聞いても、「まあまあ」「普通」くらいです。
でも、これで良いと思っています。
無口でも、嫌がらずに毎週通っている。
それが何よりの証拠です。
作品は作っていない
「プログラミング教室に通ったら、家でゲームを作り始めた!」
みたいな話、よく聞きますよね。
うちは違います。
マインクラフトはしていますが、プログラミングをすることはありません。
家で作品を作ることも今はあまりしていません。
教室でも作品は作っていません。
なぜなら、コードアドベンチャーはミッション達成型だから。
「自由に作る」よりも、「課題をクリアする」方が息子には合っています。
学校生活への直接的な影響はない(今のところ)
息子は不登校気味です。
現在、3分の1ほど登校しています。
「プログラミング教室に通ったら、学校に行けるようになった!」
なんてことは、ありません。
以前と全く変わっていません。
直接的な影響はないです。
でも、間接的には意味があると思っています。
- 「得意なこと」があるという自信
- 「続けられる」という経験
- 「将来の選択肢」が広がる安心感
すぐには目に見えないけれど、大事なことだと思っています。
先生が優しいから続けられる
息子が7ヶ月間通い続けられている一番の理由は、
先生が優しいからだと思います。
クリアしたら褒めてくれる。
つまずいても、優しく教えてくれる。
「先生が好き」とは言いませんが、「優しい」と嬉しそうです。
嫌がらずに通っているのは、先生のおかげだと思っています。
プログラミング教室選びで一番大事なのは、先生との相性かもしれません。
コードアドベンチャーの良いところ(7ヶ月通って実感)
7ヶ月通って分かった、コードアドベンチャーの良いところをまとめます。
ミッション達成型が合っている
コードアドベンチャーは、ミッション達成型のカリキュラムです。
YouTuberが作ったミッション動画を見て、
「よし!クリアするぞ!」
とゲーム感覚で取り組めます。
息子にはこの形式が合っていました。
プロクラとの違い:
- プロクラ:自由に作る要素が多い
- コードアドベンチャー:明確な課題をクリアしていく
息子には「自由に作る」よりも「課題をクリアする」方が燃えるタイプでした。
だから、コードアドベンチャーが合っていました。
振替がアプリで超簡単
コードアドベンチャー(うちの教室)は、独自アプリで振替予約ができます。
めちゃくちゃ楽です。
- スマホでポチポチするだけ
- 電話不要
- すぐに確定
親としてもストレスフリーです。
(※独自に制作されているアプリなので、教室によって違います)
カリキュラムがしっかりしている
初級→中級→上級と、段階的に難易度が上がります。
- 初級:基礎(順次処理、ループ)
- 中級:応用(条件分岐、while)
- 上級:高度(変数、配列)
元SEから見ても、よく考えられたカリキュラムです。
YouTuber監修の動画が楽しい
人気YouTuberが監修した動画で、ミッションが提示されます。
息子は「ワクワクする!」と言っていました。
子供が飽きない工夫がされています。
7ヶ月通って分かった、大変なこと
良いことばかりではありません。
正直に、大変なことも書きます。
難易度が上がると、行くのに気合いが必要
初級の頃は「楽しい!行きたい!」という感じでした。
でも、上級になった今は、
「行くのに気合いがいる…」
と息子が言うことがあります。
難しいから。
初級のサクサク進む楽しさはなくなりました。
でも、それでも通い続けているのは、
- 先生が好き
- 諦めたくない
- クリアしたい
という気持ちがあるからだと思います。
これもまた、成長です。
月謝は安くない
月謝は約1万円(教室によって違います)。
決して安くはありません。
年間で約12万円。
将来への投資だと思っています。
元SEとして言えるのは、
「プログラミングスキルは、将来の武器になる」
ということ。
特に、うちの息子のように勉強が苦手な子にとって、
「得意なこと」があることは、大きな意味があります。
送迎の時間
週1回、送迎の時間が必要です。
働いている親にとっては、これも負担です。
でも、教室に行っている間(1時間)は、
親の自由時間でもあります(笑)
私はその間、買い物をしたり、ネットで調べものをしたりしています。
劇的な変化は数ヶ月では期待できないが・・・
「プログラミング教室に通ったら、子供が変わった!」
という劇的な変化は、数ヶ月ではありません。
- 学校に行けるようになったわけではない
- 勉強ができるようになったわけではない
- 家で作品を作るようになったわけではない
でも、それで良いと思っています。
地味でも、コツコツ続けること。
「得意なこと」を持つこと。
それが大事だと思っています。
これからの目標
7ヶ月で上級に到達しましたが、まだまだ先があります。
配列をマスターする
現在、配列を学習中です。
配列は、プログラミングで超重要な概念。
これをマスターすれば、できることが一気に広がります。
まずは、今学んでいる内容をしっかり理解してほしいです。
さらに上のレベルへ
上級の先には、何があるのか?
コードアドベンチャーには、さらに高度な内容があるでしょう。
息子がどこまで進めるか、楽しみです。
プログラミング検定に挑戦
コードアドベンチャーに通う中学生は、プログラミング検定を受けているそうです。
息子もいつか挑戦してほしいです。
「検定」という目標があると、やる気も出るかもしれません。
プロクラでは、同じ学びの速さの子達しか同じ時間にいませんでしたが、
コードアドベンチャーでは、あらゆる年代・学びの速さの子達がたくさんいます。
きっと刺激になっていることと思います。
そこも今の教室の良い点のひとつです。
「得意なこと」としての自信
一番の目標は、
「プログラミングが得意」という自信を持つこと。
学校や勉強が苦手でも、
プログラミングができる。
それが自信につながればいいと思っています。
将来の選択肢を広げる
元SEとして、プログラミングスキルは武器になると知っています。
- IT業界
- ゲーム業界
- Web制作
- アプリ開発
将来、息子がどの道に進むかは分かりません。
でも、選択肢が広がることは間違いありません。
それが、親としての安心感につながっています。
何より、続けること
一番の目標は、
諦めずに続けること。
難しくても、
行くのに気合いがいっても、
続ける。
その経験が、一番の財産になると思っています。
まとめ:7ヶ月で上級到達、地味だけど確実な成長
7ヶ月通った正直な結論をお伝えします。
地味だけど、確実に成長している
息子がコードアドベンチャーに7ヶ月通って:

毎週通い続けている = 好きだから
7ヶ月で上級到達 = 着実に成長
難しくても諦めない = 粘り強さが身についている
派手さはないけれど、これが本当の成長だと思っています。
不登校の息子にとっての意味
勉強も運動も遅れている息子。
でも、プログラミングだけは続けています。
「得意なこと」があること。
「続けられる」という経験。
「将来の選択肢」が広がること。
すぐには目に見えないけれど、きっと息子の財産になるはずです。

楽しく続けられるのが一番!!
ゲーム好きな子の可能性
「うちの子、ゲームばかりで…」
そう思っていた日々。
でも、ゲーム好き = 集中力。
マイクラ好き = プログラミングの素質。
「好き」を伸ばすことの大切さを、実感しています。
元SEママからのメッセージ
プログラミング教室に通ったからといって、子供が劇的に変わるわけではありません。
地味です。
毎週コツコツ通うだけです。
でも、それが大事なんです。
7ヶ月で上級まで来た息子を見て、
元SEとして、ママとして、誇らしく思っています。
コードアドベンチャー、おすすめです
7ヶ月通った結論:おすすめです。
ミッション達成型が楽しい
先生が優しい
カリキュラムがしっかりしている
振替が楽(アプリで簡単)
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